子どもも大人もみんなで遊ぶ!プレイパーク作りをしました~
- 天野圭介
- 4月3日
- 読了時間: 10分
浜松市浜名区の大平にて、野遊びおさんぽ会の川合さまからご依頼頂き、未就学児から大人までみんなで集って楽しく遊ぶ、プレイパーク作りを手掛けさせて頂きました☆
ここ大平は現在柿の産地で、プレイパークの舞台となる耕作放棄された田んぼの周りにはたくさんの柿畑が広がっています。近くには大平城址があり、かつては大平城が築かれ伊井家が主に城主としてこの地を統治していました。南北朝時代、戦の際に後醍醐天皇の皇子である第八子宗良親王と伊井道政氏がこの城に立て籠り、持久戦を展開。この地の有力氏族と共に戦いを展開した歴史がある場所。現在は新東名高速道路が作られ、周辺環境はだいぶ開発が進んでいます。
プレイパークとして整備する場所は耕作放棄された元田んぼで、お米作りを止めた後は杉の木が植えられました。その後周囲の人たちから花粉が飛散すると苦情が入り、杉の木が伐採されて幹が多数横たわっています。その後は手入れされることなく笹薮となり、誰も侵入できないほどに植物が生い茂っていました。

(手入れする前の敷地の様子。辺りが見渡せないほどに植物が暴れている。。)
さて今回は全6日間のワークショップ形式で作業をおこないました。大人と子どもで毎回15名以上の方々に参加して頂き、わいわい楽しく作業スタート!午前中は主に環境整備の概念や具体的な作業方法を説明させて頂き一緒に作業を体験してみて、午後からまた作業という流れで進みました。今回参加してくださった皆様に説明させて頂いた環境整備の概念について、こちらでも少し紹介させて頂きたいと思います。

(作業前に敷地全体を歩いて周囲を観察。何故植物が暴れているのか、川に土砂が溜まってしまうのかなどを観察・説明)
私たちが田んぼや畑で食べ物を育てたり、お庭を作って植物を植えたり、野山の整備をおこなったりする際に、一体我々の住むこの地球はどのような仕組みで動いているのか?を理解することはとても大事なことです。これは学校や社会にでて教えてもらえるものではないし、多くの人は地球とはどんな生命体なのか?ということに思いを馳せることは少ないでしょう。しかし、我々の暮らすこの地球は実にシンプル且つ一貫した法則に基づいて機能しており、この法則を理解して自然環境と関わることで多くの気づきとポジティブな成果を得ることができます。
まず第一に、地球上にはなぜ絶え間なく生命が誕生し、成長しているのでしょうか?日本では春になれば辺りは綺麗な花と新緑で緑に染まり、毎年たくさんの命が誕生します。これは人間がおこなっていることではなく、自然とそうなります。私たち人間の身体も同じで、誰も意識して心臓を動かしたり、呼吸をしたりしている訳ではないのに命は続きます。最新の科学者の研究結果によると、植物が成長する際の生長点(新芽などが伸びる場合の最先端の部分)をものすごい倍率で拡大して見てみると、新しい細胞が何もない空間(空)から湧き出すように生まれてきているそうです。また、量子物理学や宇宙工学の世界では、この世の中は95%がダークエナジーやダークマターと呼ばれる目に見えないエネルギーでできており、我々が見たり触ったりできる物質はわずか5%に過ぎないと言われています。世界の大半が目には見えないエネルギーでできており、目に見えない空間から物質が湧き出しているのであれば、それは目に見えない空間(エネルギー)から地球上の物質が生まれてきている、ということになるでしょう。つまり、物質とはエネルギーから生まれるものであり、そのエネルギーのパターンや流れが物質を形作るということが言えます。地球上ではこのエネルギーのパターンを様々な場面で確認できます。
まず最初に、我々の暮らす太陽系地球には絶え間なく命を育むエネルギーが降り注いでいます。最も馴染みがあるのは太陽光やお月様の光ではないでしょうか。これは言うまでもなく全ての生命にとって必要不可欠な存在であり、地球上の生命の中心軸となるリズムを形成しています。しかし、目には見えなくとも感じる命育むエネルギーは365日燦燦(さんさん)と地球上に降り注いでおり、これは地球を貫通してあらゆる現象の元となる力を与えてくれています。科学的には量子線やニュートリノと呼ばれたりするそうです(専門ではないので解釈違いがあったらごめんなさい汗)。このエネルギーは螺旋形を描いて地球に到達し、様々な生命を誕生させます。その為、地球上では螺旋形を形どるものが多数存在します。例えば人間の細胞の設計図となるDNA。これは螺旋状の鎖のような形状をしておりますが、人間の設計図が螺旋状の形をしている為、人間の身体も螺旋形状を描きます。頭頂部のつむじ、幼少期によくみられる背中部分のつむじなどがその表れです。このつむじのような形状は『渦』と呼ばれ、様々なところで表出します。








このように地球上にエネルギーパターンが現れる理由は、地球上の生命の源(培地)となっている『水』に生命のエネルギーが宿る際、そのエネルギーパターンが書き込まれる為と私は考えています。地球上で起きる気象現象(気化した水の動き、パターン)や生命(生命を形づくる水:生体水)にこのパターンが現れるのは、様々な物質や現象の元となるのがエネルギーであり、そのエネルギーが地球上の物質や現象を映し出す鏡である水に宿り、水に記憶されたそのパターンを基に物質が生み出されているからではないかと考えています。そうであるならば、私たちが自然環境を心地よい場所に整えようとする際に、まず整えないといけないことはこのエネルギーの流れになります。実際にエネルギーは燦燦脈々と降り注いでいる為、そのエネルギーを記憶し生命の設計図となっている水の状態を整えてあげることで、生命は心地よく自分らしい姿に治り、共存共栄の本来の姿を取り戻していきます。地上を流れる空氣の脈(氣脈)、地表を流れる水の脈(水脈)、そして地上と地下を行き来する氣水の脈(地氣水脈)を整えること。これによって水は本来の動きと姿を取り戻し、本来備えた力を健やかに発揮するようになり、それによって植物や動物、微生物、土壌などが連動して整っていきます。整った『もの』は本来のエネルギーパターンに沿った形状になる為、より素直に生命の大元となるエネルギーを授かり易くなります。その為その場に宿る『エネルギー(氣)』が整うのです。このように整えられた環境は人や生き物にとっても心地が良く、自然と人が集まり心安らぐ場所となります。
さて、では実際どのようにしてこの場を整える作業をしていくのか?まずは荒れ放題だった笹薮に風穴を開け、空氣の脈を通していきます(これは今回のWS前の夏に実施済み)。



この氣脈はそのまま人の動線となり、みんなが心地よく動きやすいアウトラインを作っていきます。動線上に飛び出した笹竹を根気よく草刈り機で切り、竹の根は重機ではがしとっていきます。
ここからがWSでおこなった作業ですが、動線となる歩き道の両側に重機で溝を切り、軽くスコップで掘り上げていきます。こうすることで地表面に高低差が生じ、溝部分で地下へ吸い込まれる空氣の圧力が高まります。さらに硬くなった地表面をほぐすことでより地下に空氣と水が浸透しやすい地形をつくり、地上と地下を繋ぐ円滑な脈環境を育てます。

溝底部分にはエネルギーを宿しやすくするよう炭を少々入れ、我が家で使っているバイオトイレから生まれる酵素水を噴霧して発酵させた竹チップを施します。乳酸菌主体に発酵したチップには白い菌糸が繁殖しており、地上と地下を繋ぐ大切な役目を担ってくれている木々の根張りを助けます。溝はそのままだと雨風にさらされて元の地形に戻ったり泥詰まりしてくるので、周囲の竹や木枝をさらっと詰め、脈地形を保持します。その後は軽く土をかけて湿氣を宿し、周囲を均します。



田んぼ全体にこの氣水脈を掘って繋げたら、これまた酵素水をかけて発酵させた腐葉土を動線上に施します。これは地表面を保護して木々の表層根を育むことと、敷地に土着する微生物さん達を活性化し、地表部での好氣性発酵を活発にすることを意図しています。それによって好氣性発酵(地表)から嫌氣性発酵合成(地下)への菌さん達の『菌脈』がつながり、共存共栄の情報がより色濃くインプットされることになります。菌さん達は宇宙のエネルギーに敏感に反応しており、そのエネルギーを直接代謝に変える力を持っている為、目には見えずとも木々の枝葉や根のようなエネルギーキャッチ網を張り巡らせてくれます。また、堆肥は子ども達が裸足で走り回れるように足を守ってくれます☆





このように、全6日間のワークショップは無事閉幕!まだ荒れ地だった時の様子を知る参加者の驚きの声や子どもと大人の楽しい笑い声に包まれて、実に充実したWSとなりました。お施主さんとご家族の皆さんを始め、地元の方々やたくさんの参加者の方々のお陰で、この地は静かに新たな春の季節を迎えております。今後は草刈りを中心に脈を育て、もっと楽しい場所になるように植物を植えたり屋根を作ったり、バイオトイレを入れたりする夢が膨らんでいます。今後も作業と遊びは続きますので、この記事を読んでくださってご興味ある方は是非次回のワークショップに足を運んでみてください!未就学のお子さん連れでも、作業は自信ないという人でも、誰でも参加OKです!お待ちしてます~^^


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