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  • 執筆者の写真天野圭介

鎮守の杜のお手入れ


いつもお世話になっている磐田市の造園業彩匠園/鈴木様からご依頼頂き、袋井市梅山の八幡神社の森のお手入れをさせて頂きました。


ここ八幡神社の森は長年有志の方々によって手入れされており、この地区を代表する鎮守の森が維持されております。大木から下草まで、木々が階層的に生育しており、外から吹き込む風を適度に緩め、安定した林内環境を作り上げています。


今回は枯れてしまったタブの大木の伐採をご依頼頂いた為、作業させて頂きました。宮司様がしっかりとお祓い、お清めをして下さり、とても安心して作業することができました。


(八幡神社の森全景。広大な田んぼ地帯に広がる鎮守の杜。最近では多くの神社仏閣が御神木や境内に生きる木々の意味を見失い、伐採一辺倒の流れになっている中で、こういう杜が維持されているのは実に嬉しい。人が農耕や開発をおこなわなければ、この土地がどのような姿になっていくのか、そしてどんな場所だったのか。その道標と記憶をいつの時も示してくれる貴重な杜。)


(辺りは広大な田んぼ地帯。平地に住み、稲作を始めた人々は、豊かな実りと収穫を得ると同時に、河川の氾濫や洪水に悩まされた。そんな平地で生きる術として屋敷林や鎮守の杜は育てられ、人々の暮らしを大水から護った。今は堤防がどんどん高くされ、水路はコンクリートとなり、一般の人々の自分達で自分達の暮らしを守ろうという意識は低くなった。昔はそこの住民がしっかりと水害に備え、このような杜を育てていた。植物は今も昔も人々の暮らしに欠かせない存在なのだ。今の時代はこの植物のありがたみ、大切さにあまりに無頓着になってしまった。その有り難さをこの杜から学んで欲しい。)


(タブの木の大木が枯れ、林内が薄暗く安定していた杜に光が差した。自立した森ではこの様な新陳代謝/攪乱が度々起きる。そうしてまた新しい命が芽生え、森が生まれ変わっていく。枯れ木は枯れた後でもハチや虫、鳥などの住処となり、朽ちて倒れては土に戻る。生きていても、枯れていても、常に大きな自然の仕組みの中で役目を担っている。この木にもたくさんの蜂や虫が巣を作っており、これからのお家探しをしている蜂もたくさんやってきていた。)


(樹幹と枝葉の作り出す美しい模様。)


(伐採作業の様子。作業車が入る環境では高所作業車、ラフテレーンクレーンなどを使います。作業車が入らない場合はクライミング作業となります。周辺環境とのつながりや影響を読みながら、そしてご要望と暮らしとの折り合いをつけながら剪定、伐採作業致しますので、お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください⭐︎)


これからもこの八幡神社と鎮守の杜がイキイキと育っていくことを願っています!

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